脂肪注入：しこり（32歳／10年）のケース。豊胸手術の失敗診断カルテ。

この方は、10年前に脂肪注入を受けられていて、近年の乳がん検診にてしこりを指摘されたとのこと。指摘後は何もせず放置していたが、昨年ぐらいから自分でもしこりを感じるようになったため、当院を受診されました。

しこりの大きさは3mmから7mmと非常に小さなしこりでしたが、ご本人が治療を希望されたためエコー下に穿刺吸引しました。右のしこりの1つは乳腺内の腫瘤でしたが濃縮のう胞でした。

吸引した脂肪です。両側合わせて12個のオイルシストを穿刺吸引しました。

Dr.大橋の『しこり』解説

硬い異物感から心理的な影響が大きいトラブル