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脂肪注入による失敗

しこり

体内に吸収され、手術を必要としないことから、人気の高いプチ豊胸術です。ここでは、症状や原因、超音波エコーを使用した実際の診断と治療法をご紹介します。

症状

バストに硬さに感じる硬い塊がまずあげられますが、くぼみや引きつりなども症状のひとつ。サイズは様々ですが、稀にバストの形をいびつにするほど、大きなしこりができてしまっているケースもあります。さらに、しこりの周囲に炎症が生じると痛みを伴います。
また、たくさんの方が心配されるのが乳がんですが、脂肪注入によるしこりであれば、そのしこりが悪化して乳がんになるということは考えられません。ただし、そのしこりが脂肪によるものか、乳がんの可能性があるものかは、症状からは判別がつかないため検査が必要です。

バストに硬さに感じる硬い塊がまずあげられますが、くぼみや引きつりなども症状のひとつ。サイズは様々ですが、稀にバストの形をいびつにするほど、大きなしこりができてしまっているケースもあります。さらに、しこりの周囲に炎症が生じると痛みを伴います。また、たくさんの方が心配されるのが乳がんですが、脂肪注入によるしこりであれば、そのしこりが悪化して乳がんになるということは考えられません。ただし、そのしこりが脂肪によるものか、乳がんの可能性があるものかは、症状からは判別がつかないため検査が必要です。 脂肪注入によるしこりのほとんどが、中に壊死して液体となった脂肪が入っています。その部分がエコーでは黒く映し出されます。

原因

生理食塩水バッグもシリコンバッグも人工物ですので、耐久性には限界があります。そのため、老朽化により破損することは十分考えられます。例えば、カプセル拘縮を起こしている場合は、その圧力によって、よりリスクが高まります。
なかでもハイドロジェルやCMC(ハイドロキシメチルセルロース)などは耐久性に問題があるのか、10年も経っていないのに、破損して周囲に炎症を起こしているケースが多数あります。さらに、フランスPIP社製のシリコンバッグの場合は破裂の危険性があることが判明。その兆候がなくても抜去することを促す注意喚起が、厚生労働省からも出されています。

  • 注入した脂肪に不純物が含まれていた場合
    不純物が栄養素の循環を妨げる
  • 1ヶ所から
    まとめて
    注入した場合
    不純物が栄養素の循環を妨げる
  • 限度を超える
    大量の脂肪を
    注入した場合
    脂肪の密度が高すぎて栄養素が行き届かない

回避方法

上記のような要因を避ける方法で注入することが必要です。まず、きちんと処理された良質な脂肪を、あらゆる層から少量ずつ注入するマルチプルインジェクション技術で注入できるドクターを選ぶこと。また、大量の脂肪を注入できるという宣伝は危険です。個人差はありますが、おおよそ片胸250ccが限度と言えるでしょう。

治療方法

しこりの治療は、まず検査で良性か悪性か、他にもサイズや石灰化を起こしていないかなどを判断します。脂肪注入でできたしこりの場合、小さいものなら時間とともに吸収されるので、そのままでも問題ありません。ただ、大き過ぎるものや炎症を起こしているものなどは処置が必要となります。
基本的には、脂肪溶解注射でしこり内の脂肪を溶かしたり、脂肪吸引で除去したりすることで除去できます。ただし、治療中もエコー画像などをリアルタイムで確認し、取り残しを防ぐことが重要です。

脂肪注入によるしこりの
エコー診断カルテ

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